プレスリリース

ドイツ NavVis 社への出資に関するお知らせ

 構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表執行役会長 投資統括責任者:服部 正太)は、大規模なリアリティ・キャプチャー技術およびデジタルファクトリーソリューション「NavVis」を提供するNavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen、以下NavVis社)に、300万ユーロの出資を行いました。

 2013年5月に設立されたNavVis社はドイツ・ミュンヘンで急成長中のハイテクスタートアップ企業で、複雑な屋内外空間の現況をデジタル化してサービス改善、業務の効率化・高度化に活用できるシステムを開発しています。NavVis社はこれまでにBMWやMercedes-Benzなど大手自動車会社とのパートナーシップを確立しています。

 当社は、2015年より「NavVis」の日本市場における販売およびソリューション展開についてNavVis社と業務提携し、生産現場や建築現場での活用、既存構築物の維持管理や土木測量業務の効率化を推進しています。「NavVis」の技術は当社で展開している建築分野のコンサルティングや、製造業向けソリューションなどと共に活用でき、当社の保有する「工学知」と融合させ、より多くのお客様の利便性向上につなげることができると考えています。また、NavVis社は現実世界とデジタル世界のギャップを埋めることを目的としたミュンヘン工科大学の研究プロジェクトから誕生しており、NavVis社のソリューションを社会に普及させることは、当社の「大学、研究機関と実業界をブリッジする」という企業理念の実現につながります。

 今回の出資は、2018年12月の約900万ユーロ、2021年12月の約200万ユーロに続く出資であり、高い成長が見込まれるNavVis社を引き続き支援することを目的としております。今後さらにNavVis社との連携を強化し、「NavVis」を有益な技術として社会に普及させ、現場作業における生産性向上・コスト削減などお客様の課題解決を支援することで、より賢慮に満ちた未来社会を創出してまいります。

 

■ 会社情報

【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。

会社Webサイト:https://www.kke.co.jp/
NavVis製品Webサイト:https://navvis.kke.co.jp/

【NavVis社】
BUILD BETTER REALITY – リアリティ・キャプチャー技術により、現実世界とデジタル世界のギャップを埋め、人々が住みたい世界をデジタル上に再現するための基盤を提供します。私たちは、写真のようにリアルな建造環境のデジタルツインを求めるサービスプロバイダーや企業に、高速で信頼性の高い空間データを提供します。また、私たちのデジタルファクトリーソリューションは、組織における操作性、生産性、敏捷性、収益性を向上させます。NavVis社はドイツ・ミュンヘンに本社を置き、米国、英国、中国に拠点を設け、測量、建築、土木、建設、製造業などの分野のグローバル企業にサービスを提供しています。

CEO:Felix Reinshagen
設立:2013年5月
会社Webサイト:https://www.navvis.com/

 

■ お問い合わせ先

株式会社構造計画研究所
IR室
e-mail:ir@kke.co.jp

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。

 

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