プレスリリース

米国「RemoteLock」社への出資に関するお知らせ

 構造計画研究所(本社:東京都中野区、代表執行役会長 投資統括責任者:服部 正太)は、建物等における入退室の一元管理を可能にするソフトウェア会社、RemoteLock社(本社:米国コロラド州、CEO:Nolan Mondrow)に、約97万ドルの追加出資を行いました。今回の出資には、新規の出資のほか、かねてより引き受けていたコンバーチブルノートの転換が含まれています。これにより当社の議決権の所有割合は32.3%となります。

 RemoteLock社は、主要ブランドのスマートロックおよび有線のアクセスコントロール機器をクラウドで管理するプラットフォームを提供しています。建物内部のドアやメインエントランスなどの共有ドアから、エレベーター、ガレージまで、あらゆるドアを制御できる、費用対効果の高いアクセス管理ソリューションです。物件に取り付けた複数のスマートロックやアクセスコントロール機器をクラウド上で一元管理できます。

 当社は、2008年よりRemoteLock社(※旧LockState社)に資本参加し、2017年1月に総代理店として日本市場での販売およびサービス提供を開始いたしました。宿泊施設や自治体等、アクセス管理におけるIT活用余地が大きな領域でのサービス提供を進めており、現在、日本国内でのクラウドへの接続台数は1万台を超えております。なお、自治体への導入も全国に広がっており、約1,750 の自治体の内、60以上で採用されております。

 今回の出資は、2018年5月の約150万ドル、2021年12月の325万ドルに続く出資であり、高い成長性が見込まれるRemoteLock社のSaaSビジネス拡大を支援するとともに、日米連携によるクラウド機能の改善・強化等、パートナーとしての更なる関係の強化を目的としております。今後さらにRemoteLock社との連携を強化し、産業や生活ニーズの変化に対応したIoT技術を活用し、建物の管理者や利用者の利便性・快適性・効率性の向上を目指してまいります。

※RemoteLock社は2022年7月にLockState社から社名を変更しております。

 

■ 会社情報

【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。

会社Webサイト:https://www.kke.co.jp/
RemoteLOCK製品Webサイト:https://remotelock.kke.co.jp/

【RemoteLock社】
RemoteLock社は、使いやすさ、拡張性、将来性を備えたソフトウェアプラットフォームによって、ユニバーサルアクセス制御におけるスタンダードを確立し、利用者に究極の利便性と制御性を提供します。これにより、利用者はどこからでも、あらゆる空間にアクセスすることが可能になります。RemoteLock社が提供するRemoteLOCKは、主要メーカーのスマートロックと有線アクセス制御デバイスの多様性を管理することができ、ビジネスにおける主要なソフトウェアと容易に統合できます。RemoteLock社は、コロラド州デンバーに本社を置き、65か国以上に顧客を有しており、顧客が選ぶ最後のアクセス管理のパートナーとなることを約束します。

会社Webサイト:https://www.remotelock.com/

 

■ お問い合わせ先

株式会社構造計画研究所
IR室
e-mail:ir@kke.co.jp

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。

 

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