プレスリリース

2022.01.20

その他

米国「LockState」社への出資に関するお知らせ

構造計画研究所（本社：東京都中野区、代表執行役会長投資統括責任者：服部正太）は、2021年12月、LockState社（本社：米国コロラド州、CEO：Nolan Mondrow）が総額17,800,000ドルを取得するシリーズBの資金調達において、3,250,000ドルの出資を行いました。今回の出資は、同社に投資した実績のあるIronGate Capital社および当社による追加出資であり、Unitleader社がリードインベスターを担当しました。当社は、今回の出資を機に、LockState社との連携をより強化し、共に日本や米国をはじめとする世界への事業展開を加速してまいります。

LockState社は、主要ブランドのスマートロックおよび有線のアクセスコントロール機器をクラウドで管理するプラットフォームを提供しています。建物内部のドアやメインエントランスなどの共有ドアから、エレベータ、ガレージまで、あらゆるドアを制御できる、費用対効果の高いアクセス管理ソリューションです。物件に取り付けた複数のスマートロックやアクセスコントロール機器をクラウド上で一元管理できます。

今回の出資は、アクセスコントロールにおける世界市場の成長を上回るLockState社の成長実績に基づき実施されています。LockState社は、2021年、SmartLock Europe社を買収し、ヨーロッパにおける事業を拡大しました。また、2021年10月には米国シアトルで開催された「TecHome Builders Summit」の「TecHome Brilliance Award 2021 集合住宅・シェアスペースの監視および入退室管理カテゴリ」において最優秀賞を受賞するなど、高く評価されています。現在、LockState社のプラットフォームは65か国以上に導入実績があり、年間1億回を越えるドアの開閉に利用されています。

当社は、2008年よりLockState社に資本参加し、総代理店として日本市場での販売およびサービス提供を2017年1月に開始いたしました。今回の出資で、高い成長性が見込まれるLockState社の事業拡大を推進することにより、産業や生活ニーズの変化に対応したIoT技術を活用し、建物の管理者や利用者の利便性・快適性・効率性の向上を目指してまいります。

■会社情報

【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、社会と共に創りあげていきたい未来像・方向性（Thought）として、「Innovating for a Wise Future」を掲げる技術コンサルティングファームです。また、1959年の設立以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジするデザイン＆エンジニアリング企業」を掲げており、これからも工学知をベースにした有用な技術を活用し、社会の諸問題の解決に挑むことで、より賢慮に満ちた未来社会の実現に貢献します。
HP：http://www.kke.co.jp/

【LockState社】
LockState社は、使いやすさ、拡張性、将来性を備えたソフトウェアプラットフォームによって、ユニバーサルアクセス制御におけるスタンダードを確立し、利用者に究極の利便性と制御性を提供します。これにより、利用者はどこからでも、あらゆる空間にアクセスすることが可能になります。LockState社が提供するRemoteLockは、主要メーカーのスマートロックと有線アクセス制御デバイスの多様性を管理することができ、ビジネスにおける主要なソフトウェアと容易に統合できます。LockState社は、コロラド州デンバーに本社を置き、65か国以上に顧客を有しており、顧客が選ぶ最後のアクセス管理のパートナーとなることを約束します。
HP：https://www.remotelock.com/