書籍
大いなるソフトウェア論議 :より深く,より主体的に考えるために
著者名 | Alan M. Davis(著) / 富野壽、荒木貞雄(共訳) |
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定価 | 3,300円(税込) |
刊行日 | 2008.08.12 |
ISBN-13 | 9784320097520 |
発売元 | 共立出版(株) |
概要
ソフトウェア開発の分野はまだ発展途上である。
ソフトウェアの利用はますます多様化し、その果たす役割は非常に大きく重要なものになった。
しかし、利用環境はまだ急速な変化を続けており、価値観も多様化して行動規範を定めがたい状況に出会うことも多い。
本書は、ソフトウェアの真のプロの技術者・研究者・管理者でありたいと願う人々に、この産業あるいはソフトウェア工学の将来について、自らの頭でますます深く主体的に考える機会を提供することを願って編纂されたエッセイ集である。
各エッセイはその重い目的とは別に気楽に読める小文として書かれており、筆者はあえて極端な立場をとり刺激的な筆致をとることにより、問題を際立たせ、読者に考えることを迫っている。
読者は本書に接し、普段深く考えることなしに受け入れてきた、あるいは忙しさにかまけてつい考えることをせずに過ごしてきたさまざまな主題に出会い、改めて考えるプロとしての成長の機会を享受できるであろう。
目次
- 第1部 ソフトウェア産業
- 第2部 マネジメント
- 第3部 要求定義
- 第4部 ソフトウェア研究と学術界
- 第5部 人生とソフトウェア
- 第6部 未来について