書籍
生き残るための生産管理マネジメント
著者名 | Vincent C.S.Wiers、Kenneth N.McKay(著) / 中野一夫、西岡靖之(監修) |
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定価 | 3,080円(税込) |
刊行日 | 2005.10.07 |
ISBN-13 | 9784822218812 |
発行元 | 日経BP社 |
発売元 | 日経BP社 |
概要
生産管理は工場の心臓部にあたる。心拍数、コレステロールには常に留意し、改善していく。これを怠ると、工場は心臓発作や心筋梗塞を頻繁に引き起こすことになる。
本書は、日本の製造現場を数多く視察した筆者が、工場において生産計画を策定したり、スケジューリングを実施したりする実務担当者に役立つように書いたものである。難しいアルゴリズムに関して記述しているわけではないし、また具体的なツールの選定を指南しているわけでもない。筆者が多くの実務担当者の行動を観察し、また意見を聞いたうえで導き出した、工場が生き残っていくための「生産管理マネジメント」のポイントをまとめている。非常に泥臭い内容と言える。特に、生産計画担当者およびそのマネジャー、また実務経験がないコンサルタントにとっては必読の書である。
目次
- 第1章 現実を直視しよう
- 第2章 生産管理の概念とシステム
- 第3章 目的と役割
- 第4章 生産管理の機能
- 第5章 生産管理の作業
- 第6章 生産計画担当者およびスケジューリング担当者の雇用と教育
- 第7章 生産管理に必要な情報
- 第8章 MRPと能力負荷分析
- 第9章 APS(Advanced Planning and Scheduling)システム
- 第10章 APSツールの導入
- 第11章 ツールの成否を左右するもの
- 第12章 スケジューリングシステム導入の失敗
- 第13章 表計算ソフトウエアによるツール
- 第14章 コンサルタント
- 第15章 生産管理での不確実性
- 第16章 ボトルネックマネジメント
- 第17章 足を引っぱる面々
- 第18章 自殺行為
- 第19章 会社の成長により変化する生産管理
- 第20章 終わりに