書籍
情報技術計測 :ソフトウェア開発組織の明日のために
著者名 | International Function Point Users Group(編) / 富野壽、岩尾俊二(監訳) |
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定価 | 4,950円(税込) |
刊行日 | 2007.02.25 |
ISBN-13 | 9784320097483 |
発売元 | 共立出版(株) |
概要
「計れるものは進歩する」。本書は、実務者による開発現場における計測の実践事例報告を集めたものである。
いまや、ソフトウェア開発組織は、「計測活動」を組織のプロセスと文化の中に組み込み、長期的視野に立って組織力の向上を実現するための基盤を構築することが急務である。ソフトウェアプロジェクトの規模の見積りは、あらゆる視点からみてプロジェクトの成功に重大な影響をおよぼす。本書は、有力なソフトウェア規模尺度として世界的に広く用いられているファンクションポイント尺度の国際的ユーザーズグループ(IFPUG)が編纂したものである。
それぞれの報告は特別に目をそばだたせるようなものではないかもしれないが、着実な努力を重ねている他の組織を知ることで勇気づけられる。本書に接することで、開発現場における計測についての認識が高まり、組織としての計測結果の有効利用にはずみがつくであろう。
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目次
- 産業界の専門家による洞察
- 測定プログラムへのアプローチ
- 測定プログラムの一部としてのファンクションポイント
- プロジェクト管理への尺度の利用
- 測定プログラムの問題とその回避の方法
- 効果的な見積りへのソフトウェア尺度の利用
- 要求定義管理
- 情報技術/ビジネス尺度への影響
- ITバランスドスコアカードアプローチ
- アウトソーシングにおける尺度
- SEIおよびISOベースの尺度
- 統計的プロセス管理(SPC)
- 電子商取引における尺度