書籍
使いやすいソフトウェア :より良いユーザインタフェースの設計を目指して
著者名 | Larry L. Constantine、Lucy A. D. Lockwood(著) / 富野壽、岩尾俊二/監訳 |
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定価 | 5,280円(税込) |
刊行日 | 2005.11.28 |
ISBN-13 | 9784320097469 |
発売元 | 共立出版(株) |
概要
本書は、高品質のソフトウェアシステムをより少ないリソースで短期に納入するといった、相反する要求の下で働くソフトウェア開発専門家のためのものである。本書で取り上げているアプローチである使用法中心設計は、ソフトウェアユーザとしての我々自身の苛立たしい経験と不必要に厄介で使いにくいソフトウェアに対する度重なる不満に端を発している。人間とコンピュータの相互作用についての豊富な知識資産は、なぜかより利用しやすい製品へとは十分に受け継がれてこなかった。ソフトウェアベースの製品がどのように開発されているかを研究するにつけて、誤っている点やよいシステムを提供するために変える必要のある事柄が分かり始めてきた。
使用性中心設計は、ユーザの真のニーズに密接に適合するソフトウェア――単に有用で使いやすいだけでなく、単純で構築しやすいソフトウェア――を作り出すシステマティックなアプローチである。
目次
- 第1部 もっと役に立つソフトウェアに向けて
- 第2部 ユーザビリティの基本モデル
- 第3部 ビジュアル設計
- 第4部 設計を仕上げる
- 第5部 アセスメントと改善
- 第6部 プロセスの組織化と管理