プレスリリース

暗証番号式スマートロック「RemoteLOCK」、神戸市の公共施設管理に導入

兵庫県の県庁所在地で人口150万人にのぼる政令指定都市 神戸市(市長:久元 喜造氏)では、2022年2月上旬より、集会所などの鍵の受け渡しの負荷を軽減し利用者の利便性向上を図るため、構造計画研究所が提供する暗証番号式・クラウド管理機能を備えたスマートロック「RemoteLOCK(リモートロック)」が試験的に導入されることになりました。
これは、構造計画研究所が、神戸市における持続可能な公共施設管理を目的として2021年12月1日に神戸市と締結した「ICTを活用した持続可能な公共施設の管理に関する基本協定書」に基づくものです。

取り組み内容 : 集会所などの公共施設を利用する際、利用者はこれまで施設解錠用の鍵を管理者から受け取り、使用後に返却していました。今回、神戸市 建築住宅局が管理する集会所に暗証番号式スマートロック「RemoteLOCK」を設置することで、物理鍵の代わりとなる暗証番号を発行し、施設を解錠する仕組みを構築します。利用者は鍵を返却する必要がなく、窓口での対応負荷が軽減されるとともに、暗証番号は利用期間のみ有効なため鍵の複製リスクを回避することができます。
対象施設 : 市営住宅集会所
利用システム : RemoteLOCK 8j 他
運用開始時期 : 2022年2月上旬

市営住宅集会所の入口に取り付けられたRemoteLOCK(左:正面、右:側面)

構造計画研究所は、この取り組みを通じて施設管理業務の効率化を図るとともに、住民が利用しやすい施設環境を構築し、利便性向上に寄与してまいります。

■RemoteLOCKについて

「RemoteLOCK」はLockState社(本社:米国コロラド州、CEO:Nolan Mondrow氏)が開発し、日本国内では構造計画研究所が提供する暗証番号式のスマートロックです。Wi-Fi接続により暗証番号・入室を遠隔から管理することが可能です。

暗証番号のみによる入室が可能となるため、不特定多数の方による公共施設の利用と非常に親和性が高く、またセキュリティの担保と施設の省人化運用の両立についても、宿泊施設や店舗等において、多くの実績があります。

公共施設の管理については、そのスマート化を推進するために、鍵のテクノロジーを中核とし、施設の予約から利用までをワンストップで行うことができるサービスを提供します。
また、施設運営の効率化、災害時の円滑な避難所開設の運用、および感染症対策としてニューノーマルな非対面運用の実現を支援します。
製品ウェブサイト:https://remotelock.kke.co.jp/case/public-facilities/

■会社情報

【株式会社構造計画研究所】(本社:東京都中野区、代表執行役 投資総括責任者:服部 正太)
構造計画研究所は、社会と共に創りあげていきたい未来像(Thought)として、「Innovating for a Wise Future」を掲げる技術コンサルティングファームです。また1959年の設立以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」を掲げており、これからも工学知をベースにした有用な技術を活用し、社会の諸問題の解決に挑むことで、より賢慮に満ちた未来社会の実現に貢献します。
会社ウェブサイト:https://www.kke.co.jp

■お問い合わせ先

株式会社構造計画研究所
PR・マーケティング室
TEL:03-5342-1040
e-mail:kke-pr@kke.co.jp

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