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2016年熊本地震に関して

この度の熊本県、大分県で発生した一連の地震で亡くなられた方、負傷された方に謹んで哀悼の意を表しますとともにお怪我の快復をお祈り申し上げます。現在も被災され避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く、被災された皆様が日常生活を取り戻されることを願ってやみません。

4月14日夜に発生した前震およびその後発生した4月16日未明の本震で、熊本県大津町にあります当社熊本構造計画研究所も激しい揺れを受けました。震災の報道情報等により、お客様、大学研究者、海外のパートナーなど、多くの方々からお見舞い、ご心配のお問い合わせをいただきましたことを感謝申し上げます。おかげさまで、所員、嘱託、アルバイト、出向社員に至るまで誰一人として人的被害は受けておりません。また、昭和61年(1986年)に竣工し、約100名が勤務する建屋や設備についても重大な被害は出ていないことをご報告申し上げます。

弊社の熊本とのご縁は、昭和35年(1960年)に竣工した熊本城の天守閣再建計画に構造設計業務として創業者の服部正(まこと)が関わらせていただいた時に始まります。再建にあたり意匠と考証を担当された日本建築史の専門家、故藤岡通夫先生の指導で、数百年前に建設された熊本城の石垣に影響を与えないよう、杭を地中深く堅い地盤まで打ち込み、天守閣を支えるよう設計しております。今回は、残念なことに歴史的建造物の石垣が崩れ、宇土櫓まで損傷を受けておりますが、天守閣の基礎は十分に役割を果たしております。もし機会をいただけるのであれば、真摯に熊本城の復旧工事に関わりたいと願っております。

また、創業者は、昭和58年(1983年)当時の細川護煕知事のテクノポリス構想に沿った企業誘致の末、熊本空港近くのテクノポリス団地でなく、白川を挟んだ反対側の熊本県大津町の台地に事業所を構える決定を下し急逝しました。あれから33年の歳月が過ぎ、熊本の地で採用した人材は、当社の屋台骨として全国で活躍しております。熊本県出身者あるいは熊本県内の大学出身者は、当社の所員の約3割を占めております。私ども構造計画研究所は、専門的技術エンジニアリングの側面から、これからも熊本の復旧、復興に正面から関わっていきたいと願っております。

今後とも皆様方のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、多くの方々にいろいろとご心配いただき、誠にありがとうございました。

2016年4月26日

株式会社構造計画研究所
代表取締役社長 服部正太

追加情報: 2016年7月1日 ニュースリリース 「熊本県教育庁「熊本文化財復興支援金」について