ソフトウェア開発プロジェクトのリスク管理

著者名 John McManus(著) / 富野壽(監訳)
定価 2,500円+税
発売元 共立出版(株)
刊行日 2006.05.24
ISBN-13 9784320097476

概要

リスク管理を煎じ詰めるならば、やるべき事をやるべきときにきちんとやっておくことに尽きる。特別に難しい技術が必要なわけではない。しかし規律が必要であり、着実な実践を旨としなければならない。
リスクには、第一に、「開発当初に要求仕様を必ずしも確定できない」、あるいは「開発途上、競合や市場への対応から止むを得ない仕様の変更が起きることが多い」などのいわゆるビジネスリスクがある。
第二には、前記と関連してプロジェクト規模や工数の見積り技術の不備、新技術や新しい開発プラクティスの利用からくる不確実性や、技術者能力の不足などの技術的リスクがある。
そして第三には、プロバイダ市場や環境の変化、あるいはわが国ではまだ例は少ないが、ソフトウェア訴訟などのプロジェクトの外部要因によるリスクがある。
リスク管理は機会管理であるということができ、組織の経営における能動的な価値を有している。

本書は、リスク管理に対する気づきを新たにし、自らの組織の特質に合ったリスク管理プラクティスをつくり上げる助けとなるはずである。ソフトウェア開発のリスク管理についての書は極めて少ない。本書は、網羅的に初歩的あるいは常識的なレベルからリスク問題全体を概観したものである。多くのkなり者や技術者が本書に接して、リスク管理の価値を前述の機会管理の面からも再認識し、自らの組織に適合するリスク管理システムの構築に務めてほしいと願って本書の翻訳を思い立った。(「監訳者のことば」より)

目次

  • 第1章 リスク管理プロセス
  • 第2章 ソフトウェア開発プロジェクトのリスク
  • 第3章 ソフトウェア開発プロジェクトのリスクアセスメント
  • 第4章 ソフトウェア開発プロジェクトのリスク軽減戦略の策定
  • 第5章 ソフトウェア開発プロジェクトのリスク監視
  • 第6章 ケーススタディ

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